お知らせ
NKG TV「シリーズ 日本語教師の社会的・制度的な位置づけについて考える②」公開
社会啓発委員会より動画公開のお知らせ
社会啓発委員会による動画配信は、1年間のトライアルを経て、2021年度から本事業となりました。
名称はNKG TVに変わります。
これまでの論点や議論を共有するスタイルだけではなく、識者による解説等、新たなスタイルでの発信も行います。
NKG TV シリーズ 日本語教師の社会的・制度的な位置づけについて考える
第2回「日本語教師の「仕事の範囲」を考える」を公開しました。
下記URLよりご覧ください。
NKG TVでは「シリーズ 日本語教師の社会的・制度的な位置づけについて考える」として、全4回で様々な専門家にお話を伺います。第二回は神吉宇一先生(日本語教育学会元副会長、武蔵野大学)に、「日本語教師の仕事の範囲を考える」というタイトルでお話いただきます。
日本語教師の社会的・制度的な位置づけを考えるにあたり、日本語教師の「守備範囲」をどのように考えればいいでしょうか。また、日本語教師の専門性をどのようなものと考えればいいでしょうか。この論点について、神吉宇一さんにこれまでの制度的な変遷を踏まえた上で、お話いただきます。
本動画の構成
- 制度・仕組みとしてどうなっているか
- 現状はどうか
- 今後どうなっていくか
【本動画内で言及された資料
制度・仕組みとしてどうなっているか
- 文部省日本語教育施策の推進に関する調査研究会(1985年5月13日)「日本語教員の養成等について」
- 文化庁日本語教員の養成に関する調査研究協力者会議(2000年3月30日)「日本語教育のための教員養成について」
- 文化審議会国語分科会日本語教育小委員会課題整理に関するワーキンググループ(2013年2月18日)「日本語教育の推進に向けた基本的な考え方と論点の整理について(報告)」
- 日本語教育の推進に関する法律(2019年6月28日公布、施行)
- 文化庁文化審議会国語分科会(2019年3月4日)「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)改定版」
現状はどうか
- 舘岡洋子 編(2021)『日本語教師の専門性を考える』ココ出版
- ショーン、ドナルド・A.(2007)『省察的実践とは何かープロフェッショナルの行為と思考ー』(三輪建二・柳沢昌一 訳)鳳書房(原著は1983)
今後どうなっていくか
- 塩原良和(2011)「越境的社会関係資本の創出のための外国人住民支援―社会的包摂としての多文化共生に向けた試論ー」『法學研究 : 法律・政治・社会』84(2), 279-305.
- パットナム,ロバート.D(2006)『孤独なボウリングー米国コミュニティの崩壊と再生ー』(柴内康文 訳)柏書房(原著は2000)
- Coleman, J. S. (1988). Social Capital in the Creation of Human Capital. The American Journal of Sociology 94, S95-S120
- Granovetter, Mark S.(1973). The Strength of Weak Ties. American Journal of Sociology 78, No. 6 (May, 1973), pp.1360-1380